第二部の登場人物
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ストーリーのネタバレを含みますので、観覧の際はご注意下さい
主人公
冴島大河(東城会直系冴島組組長)
かつて敵対する組織の組員を18人殺した罪で25年もの歳月を獄中で過ごした伝説の極道。
2年前、直系組長として東城会に復帰した。
真島とは兄弟盃を交わした間柄で、ともに東城会の屋台骨を支えていくことを誓った。
東城会の体制を磐石なものとするために、若頭就任を受諾、その前に罪を洗い流すため、禊として自ら塀の内に入る道を選ぶ。
しかし真島死亡の報を受けると、真相を知るために刑務所を出て月見野へ向かう。
裏切った馬場の背後に黒幕が存在することを確認すると、府警の刑事の取引に応じ、警察の犬として東京へ向かうことに。
東城会
真島吾朗(東城会舎弟頭直系真島組組長)
かつて"嶋野の狂犬"と呼ばれ恐れられた超武闘派の極道。
数年前、若頭補佐を辞任して舎弟に直った後は一貫して組織の復興に尽力していたが、金稼ぎに走る極道の姿を嘆いてもいた。
冴島が復帰してからは、以前のような強い極道の必要性を再認識、ともに大吾を支える誓いを立てる。
冴島が若頭就任に先立ち禊を行うに辺り、不在の間、大吾の右腕として東城会を守っていた。
近江との戦闘に備え、各地方の組織を傘下に収めるため、札幌に渡り、北方と会談をしていた。
たが、その最中何者かによって殺害される。
神室町の人々
伊達真(警視庁神室署捜査一課刑事)
"消えた100億事件"をはじめとする多くの事件で桐生たちと協力し合い、以来確かな信頼関係で結ばれている。
一時期刑事を辞職し、新聞記者として政治関係の事件を追っていたが、警察に復職。
ニューレセナのママとは良好な関係を続けている。
ニューセレナのママ
神室町にあるラウンジ「ニューセレナ」のママ。
開業の際、伊達に助力をしてもらった縁があり、伊達と親しい桐生らにも特別なもてなしをしている。
かつて警察官の男性と結婚していたが、凶悪事件に巻き込まれ、死別している。
同じく危険に巻き込まれる可能性の高い職業の伊達に対し、死別の辛さを二度と味わうことをおそれ、客として以上の付き合いをすることを避けていたが、ここ数年はその距離もかなり縮まってきている。
刑務所の人々
日村(網走刑務所の囚人)
冴島と同房の囚人。
飄々とした性格で、房の雰囲気を和ませるムードメーカー。
極道ではないが、何故か冴島のことを親分と呼んでいる。
実は元捜査一課の刑事。
汚職が原因で罷免、収監されていた。
刑務所内では囚人たちから逆恨みされることを恐れ、素性を隠していた。
刑務官の銃を使い、釘原の魔の手から冴島を救った。
大島平八郎(網走刑務所の囚人)
冴島と同房の囚人。
房のメンバーの中では最年長。
年相応に配慮のある人物で、冴島が怪我を負っていると見抜くと、どこからか調達した薬を分け与えている。
かつては窃盗数1万5千件超、逮捕歴0の、"背広の平八郎"と呼ばれる伝説の大泥棒だったが、60歳を機に自首。
若い頃は医者もかじっていた過去があるらしく、釘原に刺された高坂を手当てした。
馬場茂樹(網走刑務所の囚人)
冴島と同房の囚人。
冴島を兄貴と呼んで慕っていたが、その経歴はすべて偽りだった。
その正体はとある計画のために送り込まれた冴島の監視役で、適切な時期に冴島を月見野へ連れてくるため、釘原らを使って冴島の刑期をコントロールしていた。
しかし冴島に雪山で命を救われたことなどから心境に変化が生じると、冴島を裏切り続けることに罪悪感を抱き、拳銃で自殺を図ろうとするも冴島によって阻止される。
冴島に敗れた後、自ら事件に決着をつけるため、いずこかへと立ち去っていく。
釘原広志(網走刑務所の囚人)
半年ほど前に網走刑務所にやってきた囚人。
木工作業班のリーダー格で、多数の囚人たちを手下に従えている。
理由は不明ながら冴島をつけ狙い、運動時間中に人気のない倉庫などに呼び出しては一方的に暴行を働いていた。
その真の狙いは冴島の刑期を延長させることにあり、わざと冴島を挑発するような言動を繰り返していた。
当初の計画では刑務所内に暴動を起こし、冴島が外に出て行きやすくするだけの役回りだったが、冴島への感情が暴走し、その命を奪おうとするも、日村によって右胸を撃ち抜かれる。
高坂誠司(網走刑務所副所長)
些細な規則違反も見逃さない厳格な性格で、あと1日で仮釈放という囚人に対しても、違反があれば情け容赦なく刑期延長・仮釈放取り消しという処分を下す。
トラブルの多い冴島を要注意人物としてマークしていたが、破門されなお意志を貫く冴島の人柄に触れるにつれ、徐々に同情的な立場を取るようになる。
所長が襲われ、釘原が大量の囚人を呼び寄せた際には暴動を予見し、冴島を刑務所の外に逃がそうとする。
釘原に刺されるが、大島の治療を受け、一命を取り留めたらしい。
マタギの集落
奥寺
雪山にある集落で暮らすマタギの男。
遭難していた冴島を救助し、自らの家にまで運び込んで手当てを施した。
寡黙な性格で、同じ集落の人間にすらあまり心を開いておらず、偏屈者と見られている。
馬場を救助し、下山しようとする冴島に対し、自然と共生する者として必要な殺し、不必要な殺しの違いを諭し、復讐は何も生まれないと告げ、見送る。
北方組
北方大蔵(北方組組長)
北海道最大の歓楽街・月見野を収める極道組織・北方組の組長。
いわゆるテキ屋の元締めで、雪まつりを中心とするお祭りを取り仕切っている。
地域密着型の極道であり、みかじめも取らないことから、地域の住人にも顔役として親しまれている。
堂島大吾の代理で札幌を訪れた真島吾朗から五分盃を交わしたいとの話を受ける。
その会議の最中、突如起こった真島死亡事件の容疑者と目される。
冴島に真実を語る前に馬場に狙撃され意識不明の重態に陥るが、一命を取り留める。
大阪府警
府警の刑事(大阪府警組織犯罪対策本部刑事)
極道関連の事件を追っている府警の刑事。
間もなく始まるであろう近江と東城会の全面戦争を、警視庁ではなく府警の力で止めるため行動している。
福岡で桐生に接触し、森永らが渡瀬と事を構えるのを阻止させるなど、表立って行動することは避けつつも事態の沈静化に務めている。
桐生を東京に向かわせた後、札幌に現れ、刑務所を出た冴島を確保する。
北方との接触が空振りに終わり、目的を見失った冴島を言葉巧みに説得し、東京へ向かうことを了承させる。