第一部の登場人物
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ストーリーのネタバレを含みますので、観覧の際はご注意下さい
主人公
桐生一馬(元東城会四代目会長)
元東城会四代目会長。
かつて"堂島の龍"と呼ばれた伝説の極道。
極道の世界から足を洗った後、最愛の女性・由美の遺児である遥とともに、沖縄で養護施設"アサガオ"を営み、子供たちとともに穏やかに暮らしていた。
福岡・永洲街で、「鈴木太一」という偽名を名乗り、タクシードライバーとして生きていたが、大吾の失踪を機に、事件に関わっていくことになる。
斑目から福岡の未来を託された後、山笠組に代わって東城会との決闘の場に姿を現し、勝利する。
だが、遅れて現れた森永に誘われ、単身東京へ旅立つことを決意する。
澤村遥
桐生の最愛の女性、澤村由美が遺した少女。
"消えた100億事件"の後、桐生と沖縄へ渡り、子供たちと一緒にアサガオで暮らしていた。
現在はアサガオを離れ、大阪の地でアイドルとしてデビューするため、日夜レッスンに励んでいる。
永洲街の人々
中嶋洋太郎(永洲タクシー社長)
永洲タクシー社長。
複数のタクシー会社がひしめく激戦区・永洲街において、新興のタクシー会社として様々な苦労を抱えながらも、日々逞しく生きている中小企業経営者。
この道30年のベテランで、社員からの信頼は厚い。
九州男児の例に漏れず、おおらかで酒好き。
半年前、博多に流れ着き、行くあてもなく彷徨っていた桐生を社員として雇い入れ、以来、過去を詮索することもなく、日々鷹揚な態度で受け容れていた。
東城会との決闘に臨むため、過去を打ち明けた桐生に対し、必ず戻って来いと告げ、辞表を突き返す。
まゆみ(オリビエのナンバー1)
永洲街のキャバクラ「オリビエ」のナンバー1。
地元の極道に絡まれていたところを桐生に救われ、好意を寄せるようになる。
以来、半ば強引に桐生のアパートに押しかけては、渋る桐生をよそ目に甲斐甲斐しく家事を行っていた。
しかしその正体は山笠組組長・斑目の実娘であった。
桐生を騙していることに罪悪感を覚えながらも、胸の内には確かな愛情を抱いていた。
しかしその気持ちも桐生がいつか旅立つことを予感していたために打ち明けられることはなかった。
東城会
堂島大吾(東城会六代目会長)
構成員3万人を数える関東最大の極道組織、東城会の当代。
近江連合七代目会長が病臥し、五分盃が終焉の危機を迎えるにあたって一計を案ずる。
それは、来たる東西の全面戦争に備えるため、博多・札幌・名古屋の各都市の地元組織を傘下に収め、東城会を近江に比肩する大組織にするという壮大な夢だった。
その交渉のため永洲街を来訪していた際に、青山の裏切りを察知し、その背後にある計画の全容を探るため、自ら行方をくらませる。
青山稔(東城会本部長直系青山組組長)
現在の東城会本部長であり、会長である堂島大吾の秘書も務める人物。
信賞必罰を徹底させた厳格な組織運営を信条とし、東城会を一枚岩とすべく辣腕を振るっていた。
山笠組との盃交渉の機に大吾を暗殺しようと画策するが、事前に察知され大吾に行方をくらまされる。
しかし会長不在を逆手にとり会長代行に就任すると、野望を露わにし、盃交渉の席で斑目を騙し討つ。
その後八幡に宣戦布告し山笠組との決闘を行うが、桐生によって妨害される。
その後、黒幕について話そうとするが、突如現れた森永によって射殺されてしまう。
森永悠(東城会系組員)
東城会会長堂島大吾の護衛役。
礼節をわきまえ、上の命令には絶対遵守。
弟分の相沢とともに日々忠実に行動している。
永洲街での斑目との会談後、大吾が突如行方不明となったことでその責任を負わされ、相沢とともに街中を必死に駆け回ってその行方を追っていたが、大吾を裏切った青山によって撃たれてしまう。
その後、東城会と山笠組の決闘の場に突如姿を見せ、青山を射殺すると桐生を東京へ誘い去っていく。
相沢聖人(東城会系組員)
東城会会長堂島大吾の護衛役。
普段は兄貴分の森永の背後に控え、寡黙な態度を貫いているが、一度熱くなると止まらなくなる。
永洲街での斑目との会談後、大吾が突如行方不明となったことで進退窮り、森永とともに街中を必死に駆け回ってその行方を追っていた。
青山に撃たれた森永を見舞うため、市内の病院に行っていたが、計画の露見を恐れた森永によって口を封じられてしまう。
近江連合
渡瀬勝(近江連合若頭直参渡瀬組組長)
"関西の龍"郷田龍司が去った後の近江連合において、一番の武闘派として知られる実力者。
豪放磊落な性格で、何よりも喧嘩を愛する。
跡目騒動の最中においても、自らの八代目襲名は疑いないものとして、票集めに走るような真似はせず、ただ最大のライバルである東城会を潰すことだけを考えている。
その一方で、現在の東城会の弱体化を嘆いており、喧嘩相手には強くあって欲しいとの願いから、桐生一馬の下を訪れ、現役復帰を懇願する。
東城会と山笠組の決闘の際には立会人として介入し、桐生の実力をその目に焼き付けた。
事件後は大阪に戻り、全面抗争の準備をしている。
山笠組
斑目忠(山笠組組長)
九州最大の歓楽街、福岡・永洲街を治める極道組織山笠組の組長。
全国規模の東城会や近江連合に比べて、所詮は一地方の勢力に過ぎない山笠組であることを自覚しており、抗争ではなく和平によって結びつこうと考える慎重・穏健派。
古い極道らしく礼儀作法を重んじ、歳若い堂島大吾に対しても、対等以上の敬意をもって接する。
東城会との盃交渉の際、青山の騙し討ちに遭い重症を負うが、一命を取り留める。
全面戦争を避けるため、山笠組の解散を宣言するも、その書状は八幡の前で桐生によって破り捨てられてしまう。
八幡(山笠組若頭直参八幡組総長)
九州男児らしい血気盛んな性格で、考えるよりも先に手が出る性質。
親分の斑目を担ぎ上げ、そのためなら命を投げ出すことも厭わない。
青山の策略によって、斑目襲撃の実行犯を桐生と誤認し、拳を交える。
東城会に対し激しい復讐心を抱き、全面戦争も辞さない構えでいたが、桐生の男気を知り、山笠組の命運を彼に託す。
そして桐生が言葉通りたったひとりで東城会を倒すのを見届けた。
大阪府警
府警の刑事(大阪府警組織犯罪対策本部刑事)
極道関連の事件を追っている府警の刑事。
間もなく始まるであろう近江と東城会の全面戦争を、警視庁ではなく府警の力で止めるため行動している。
近江連合の渡瀬が福岡入りしたことを受けて、自らも福岡にやって来た。
大吾が福岡で行方不明になったことを知ると、最後に大吾と接触した桐生に事情を問い質す。
そして表立って動けない警察に代わり、桐生に事態の鎮静を依頼する。
山笠組と東城会の決闘を落着させた後、これ以上の関与を渋る桐生に対し、東城会の危機や真島の死を引き合いに出し、東京行きを決意させる。